野農法

赤系のレタスの圃場
一年になるサラノバですが、赤系のレタスの赤の発色は寒さと関係しています。いわゆる紅葉と同じらしく、夏場とくらべきれいな色が出ます。後は光線の傾向も関係あるようです。
　個の圃場はサラノバをはじめとするヨーロッパ系リーフレタスの赤系品種のために、赤い色が発色しやすいハウスのフィルムを展開しております。このフィルムは紫外線が透過しやすいので、ナスなど紫色の野菜につかわれたり、紫外線が活動に必要なミツバチの力を借りて受粉させるイチゴ向けに使われています。ミツバチが活動しやすいということは、他の虫さんの活動も活発になり、レタスがかじられる可能性も出てきますし、紫外線によって、水耕のプラントの劣化が早まると思われます。
　そんな、リスクをしょってもきれいなカラフルレタスをつくりたいものです。