野農法

写真の野菜は大量ではないものの毎日少しづつ収穫・出荷している
「ミニキャベツ」
です。

今現在収穫している作物の作付計画をしている頃、
「きっとミニ野菜がウケる」
と見込んで、ミニキャベツの苗を植えました。
景気が悪くなるとミニスカートが流行る、と聞いたことがありますが、野菜に関しては当てはまらないようです。
昨今のデフレ不況のため、ミニ野菜よりも大型で格安なビックサイズの野菜が売れています。
なので、このミニキャベツ、普通のキャベツと同じつくりで手間は同じにも関わらず、サイズが小さいがゆえに、あまり売行きは芳しくなく、今回は今年の「的外れ作物」になってしまいました。

とはいえ、その大きさから
「ポトフには最高だったよ」
とお買い上げいただいたお客様からモチベーションをアップさせるような温かいお言葉をかけて頂きました。
すべての野菜に言えることですが、その野菜にあった使い方が出来れば、値段関係なしにお得感はあると思います。


作付計画は収穫するころの世の中の動きまで読まないといけないので、日々勉強です。
農業の世界も不況のあおりをもろに受けて厳しい状態ですが、より高い目標に向かって少しづつでも前進していきたいと思います。
今年度、お世話になった方々、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。