私の秘密基地の石榴の花がかわいらしいオレンジ色の花を咲かせています。
これは、フラワーパークの故古里和夫初代園長が、種の硬くないものを選抜した品種です。
ざくろは美容に良いとかで注目されている果物ですので、浜松の新しい名産になるかも。古里先生はとにかく先見性があるかたで、浜松市民の宝になるような品種をのこしてくださいました。しかし、市はボタニカルガーデンではお客がこないと、観光公園に方向転換してしまっているようです。
残念だなぁ。
浜松は温暖な気候を活かし、花卉や野菜、果物の栽培が多岐にわたり他県にほこれる農業都市だとおもいます。また、古里園長や2代目の飯塚園長は浜松の園芸振興のため、いろいろな作物を導入試験されていたようです。
その中には、食文化が今の世のように熟しておらず、産業振興に役立たなかったものがあったようです。しかし、多様化した食文化をうけいれられるようになった現代、しかも、温暖化が進み、何年か後には、特産のみかんが作れなくなる時代が来るといわれている昨今。先人の取り組んだ研究を受け継いだり、市民や観光で訪れたお客さんに浜松の農業を紹介するような公園でもあってほしいなぁ。